【2026年版】F1シンガポールGP費用まとめ|航空券・ホテル・チケット・食費の目安

F1観戦

🇸🇬 シンガポールGPは「初海外GP」に最適!

シンガポールGPは、初めて海外でF1観戦をしたい方に特におすすめのグランプリです。
治安の良さや交通の利便性、そして街のコンパクトさなど、初めての海外遠征でも安心して楽しめる環境が整っています。
さらに、シンガポールは日本よりも治安が良いとされる国のひとつで、街中でも多くの日本人観光客やF1ファンを見かけます。「英語が不安」という方でも比較的安心して滞在できるため、初海外F1遠征先としては理想的です。

筆者自身、2024年・2025年と2年連続で現地観戦をしており、その経験から「予算感」まとめてみました。

💵 旅費の目安

  • 期間:木曜入り・月曜帰りの4泊5日
🧳 項目内容目安金額(円)
✈️ 航空券シンガポール航空(往復)55,000〜65,000円
🏨 宿泊ドミトリー4泊(ブギス周辺)25,000〜40,000円
🎫 チケットPremier Walkabout80,000〜84,000円
🍱 食費コンビニ、屋台中心10,000円
🚃 交通費MRT・空港アクセス4,000円
📶 通信費Klook eSIM(無制限)1,000円
🛍 雑費お土産など6,000円

合計:17万〜20万円
※観光費は別枠。参考は後述。

※参考までに筆者が実際利用した額を下記表にまとめてみました
24年度 水曜に現地入り-月曜に帰国(観光あり) ポイントの使用なし
25年度 木曜に現地入り-月曜に帰国       ポイントの使用あり

内容実際利用した額(2024/2025)
航空券代2024:約65,000(シンガポール航空セール)
2025:約14,000(ポイントの利用)
宿泊代2024(4泊):約22,000(半年以上前に予約)
2025(3泊):約34,000(2ヶ月前に予約)
チケット代(Premier Walkabout)2024:68,000(KKdayより購入)
2025:62,500(実際価格は72500)
食費代2024:約10,000
2025:約7,000
交通費2024:約5,000
2025:約4,000
eSIM代2024:約2,300(Holafly)
2025:約1,850(Klook)
その他2024:約33,000(グッズや観光を含む)
2025:約36,000(グッズなど)
合計2024:約20.5万円
2025:約16万円

※25年度は知人が行けなくなったため、チケットを定価より安く譲っていただきました

🗓 おすすめの渡航スケジュール(現地入りと帰国のタイミング)

おすすめは木曜朝に現地入り、月曜朝に帰国です。

木曜入りがおすすめの理由
木曜日の夕方にコースウォーク(トラックウォーク)が行われ、F1ドライバーやチームスタッフが実際にコースを歩く様子を見ることができます。運が良ければ、コース沿いのフェンス越しからドライバーの姿を間近で見られることができます。サーキット周辺の雰囲気を感じたい方や、ゆっくり写真を撮りたい方には木曜入りがおすすめです。

  • 日曜即帰国は非推奨
    日曜の決勝後の深夜便にて帰国するスケジュールはおすすめできません。
    決勝は20:00にスタートし、何も起きなければ22:00前に終了します。レース後は表彰式やコースウォークなどが行われるため、サーキットを出るのが23時前後になることが多いです。そのため日曜夜中発のフライトを利用する場合は表彰式やコースウォークを切り上げて空港へ直行する形になってしまいます。レース後の余韻や現地の雰囲気をしっかり味わいたい方は、月曜帰国のスケジュールを組むのが安心でおすすめです。

    💡ポイント
  • 月曜午前便を選べば、夜はホテルや空港内でゆっくり休むことができる
  • 日曜深夜便だとレース後慌ただしく移動することになるので、おすすめはできません。

🎟 チケット代金について

ここが最も予算に差が出るポイントです。
一番安いチケットは約5万円を切る一方一番高いチケットは20万円を越してしまいます。
※paddock clubなどのホスピタリティチケットは除く
どの座席を選ぶかで観戦体験も大きく変わるため、自分のスタイルに合った観戦席を選ぶことが重要です。本記事の予算はPremier Walkaboutをベースに作成しています。

⭐️筆者コメント
2024・2025年の2年連続でPremier Walkaboutを購入しています。
座席指定はないものの、金〜日の3日間で観戦ポイントを変えられる自由度が魅力です。
一方、指定席は価格が上がるぶん席取り不要視界の安定というメリットがあります。

航空券の選び方について

シンガポール航空の日本から直行便がおすすめ

シンガポール航空は、預け荷物込みで安心のフルサービスキャリアです。会員登録をしておけば、機内Wi-Fiを無料で利用できる点も魅力です。
セール期間中には、日本〜シンガポール間の往復航空券がおよそ6万円前後になります。
日本からの直行便は東京(羽田・成田)・中部・関空・福岡の主要空港から運航しており、全国各地からアクセスしやすいのも特徴です。
⭐️2026年GP weekのセール情報が発表された際は本ブログでも随時更新します。

日系航空会社(ANAやJALなど)も直行便を運航していますが、コストの面でシンガポール航空のセール運賃が圧倒的にお得になっています。

荷物が少なければLCCもおすすめ

成田・羽田・関空からは、シンガポールへLCC(格安航空会社)の直行便も運航しています。
主な航空会社は、ZIPAIR(成田)Scoot(成田・関空)、そしてPeach(関空)です。
さらに、Scootは2026年3月より羽田〜シンガポール線の直行便を就航予定です。

LCCの最安運賃は、預け荷物なしの運賃です。
荷物の追加・座席指定・機内食などを含めると、総額が上がるケースもあります。
そのためトータルで比較すると、シンガポール航空のセール運賃とあまり値段が変わらない場合もあります。

ホテルについて

F1期間は宿泊費が通常期の2〜3倍に高騰します。来年シンガポールGPの参戦を迷っている方は、とりあえずキャンセル可能な宿を早めに抑えておくのがおすすめです。その中でも1人旅・少人数なら、F1期間中でも比較的価格が安定しているサーキット徒歩圏内のドミトリー泊を検討してみてください。シンガポールは日本より治安が良く、多くのF1ファンが宿泊しているためセキュリティ面の心配はほとんどありません。ドミトリーには鍵付きの個人ロッカーが備え付けられており、貴重品の管理も安心です。

筆者もシンガポール滞在時はホテルではなくドミトリーを利用しましたが、トラブルは一度もなく快適に過ごせました。またシンガポールは他の国と比べてホテル料金がやや高めのためコスパを重視する方はドミトリー泊がおすすめです。
※子連れファミリーは、ドミトリーよりホテルの方が快適度は高いです。

おすすめのドミトリー: The Room @ Bugis
メリット:サーキットに圧倒的に近く、周りにコンビニなどのお店が多い/比較的きれい。
デメリット:男女ともに、トイレのほぼ真上にシャワーがある構造です。

節約派におすすめ:決勝後を空港泊という選択

少しでも宿代を節約したい方は、決勝後に空港泊する選択もあります。
チャンギ空港は世界でも屈指の清潔さと快適さを誇るため、空港泊ができます(過去に5度空港泊した経験あり)

シンガポール航空を利用する場合は、出発24時間前からチェックイン・荷物預けが可能なため、日曜夜のうちに手続きを済ませて制限エリア内で過ごすこともできます。
空港内には無料の休憩スペース(Snooze Lounge)や24時間営業の飲食店もあり、月曜早朝便に備えて快適に過ごすことができます。
※空港泊についての記事は後日執筆します。

空港のシャワー利用について(注意点)

空港泊をする際にシャワーを利用したい場合は制限エリア内のラウンジでシャワーを浴びる必要があります。
ラウンジに入れない場合、空港内でシャワーを浴びることは基本的にできません。
ただし、お金を払えば入場できる有料ラウンジもあり、そこではシャワー設備がある場合もあります(ただし利用可否はラウンジによって異なります)。

💡ポイント:シャワー利用を想定している場合は、事前に利用予定のラウンジの設備を確認しておくと安心です。
体力面を考慮しつつ、節約重視の方には現実的な選択肢です。

シンガポールでのデータ通信について

 キャリアの海外ローミング(au/ahamo等)があればそれで問題ないです。もしお使いのスマホプランに海外ローミングがなければKlookのeSIM無制限が安価で扱いやすい。シンガポールに到着後に空港Wi-Fiを使って購入&開通で大丈夫です。
2024年はHolafly、2025年はKlookを利用しましたが、あまり通信速度の違いはありませんでした。

注意:Zone4のライブステージで人気なアーティストが出演中は回線の混雑で繋がりにくいまたは電波が途切れることがあります(2年連続途切れた経験があります。)

食費について

シンガポールは外食文化が発達しており、ローカルフードを安く・美味しく楽しめるのが魅力です。屋台街では、チキンライスやラクサなどが1食1000円程度で食べられます。

筆者のおすすめは、サーキットからも近いラオパサ(Lau Pa Sat)です
ZONE4ゲートから徒歩15分で到着できアクセスも良好です。
F1期間中でも比較的落ち着いており、1,000円程度で満腹になれるコスパの良さが魅力です。
また朝食に人気の「カヤトースト」もおすすめ。カフェチェーン(Ya Kun Kaya Toastなど)ではコーヒーや紅茶付きで1,000円以内に収まります。

一方で、レストランに入ると1回あたり3,000円以上かかることも多く、外食のスタイル次第で出費が大きく変わります。そのため、滞在中はローカル中心で節約派/レストラン中心で快適派を決めておくとよいでしょう。

F1会場ではペットボトル飲料の持ち込みが可能であり、また会場内にはウォーターサーバーで水を汲むことができるので、入場前に購入しておくのが節約のコツです。

ただし会場内の飲食物は高めです。ビールは1杯約12SGD(約1,400円)サーキット内の食事も11回1,000〜2,000円程度と割高です。そのためサーキット内ではあまり買わずに場外のコンビニや屋台街で済ませるのが安く観戦を楽しむポイントです。
周辺にはセブンイレブンが多数あり、水・軽食・日用品の調達にも便利です。

💡おすすめの節約法
ラオパサやブギス周辺のホーカーズで昼夜を済ませ、会場内では最低限の飲食だけに抑えると3〜4日でも一人1万円以内で収まります。観光や夜飲みを入れる場合は+1〜2万円を見ておくと安心です。

その他費用(観光やグッズ)

  • 観光費の目安
    ナイトサファリは入場&トラムで約8,000〜10,000円ほど、セントーサ島はアトラクション1〜2ヶ所を楽しむなら約4,000〜6,000円、しっかり観光する場合1万円が目安です。どちらも交通費や食事代を含めて全体で15,000円前後を見ておくと安心です。
  • グッズ
    シンガポールGP公式グッズはもちろん例年シンガポールGPでは限定リバリーが多く各チームシンガポール限定のグッズやウェアを出したりします。そのため現地購入をする方は追加で30,000円前後を見込むと良いです。
    ※シンガポールでは1店舗で100SGD以上の買い物が対象で免税制度を利用することができます。詳しくは別記事にて解説します。

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます。
シンガポールGPは、夜景と熱気が交わる特別なグランプリです。
海外レースと聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、実際には計画次第で意外と手が届きます。

もしかしたら、地方から日本GPに行く費用とあまり変わらないかもしれません。
少しの勇気と計画で、人生で忘れられない体験が待っています。

この記事が、あなたの「初めての海外GP」へのきっかけになれば嬉しいです。

今後もチケット販売や航空セール情報が発表され次第、内容を更新していきます。
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